この記事では、他人の協力を得たい時に大事な「相手の自尊心を傷つけない」について解説します。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- そもそも「自尊心」とは何か?
- 自分と相手の「自尊心」どう違う?
- 相手の「自尊心」は何をすると傷つく?
世の中にあふれている全ての自己啓発書の原点とまで言われている名著、「超訳カーネギー 人を動かす」。
日本でも累計500万部売れた歴史的ベストセラーですが、しっかり内容を理解してないと宝の持ち腐れですよね。
この記事では、「超訳カーネギー 人を動かす」の「001 相手の自尊心を傷つけない」について図解で説明をしていきます。
先に結論をまとめました。
- 「自尊心」とは「どのような自分もかけがえのない存在として肯定的に受け止められる感覚」
- 自分と相手とでは立場も違うし、対等な関係であっても「自尊心の感じ方は異なる」
- 「自尊心」は、「人間性を否定されたり、無価値と扱われることで傷つく」
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【人を動かす方法】「相手の自尊心を傷つけない」!では「自尊心」とは?
他人の協力を得て何かを成し遂げたい時、人を動かす方法を知っておきたいですよね。
大事なことは「相手の自尊心を傷つけない」。
誰かに何かをお願いする時に、相手の気分を害するような頼み方は絶対にNGですよね。
特に「自尊心を傷つける」ような頼み方をしたら聞いてもらえないだけでなく、今後の関係も悪くなりそうなので十分に注意したいですね。
ところで「自尊心」とはどういうものでしょうか? まとめてみました。
そもそも「自尊心」とは何か?
「自尊心」とは「どのような自分もかけがえのない存在として肯定的に受け止められる感覚」
「自尊心(self-esteem)」は、自分自身をかけがえのない存在・価値ある存在として「自分に価値があると自分自身が評価して肯定的に受け止められる感覚」を指しています。
似たような言葉「プライド(pride)」は、「他者と自分を比べて自分の人格や行動を優れていると感じている状態」の意味合いが強いですね。
また、「自己肯定感」は「自己評価を抜きにして自分の存在そのものを肯定する=自分にOKを出している」感覚です。
自分と相手の「自尊心」はどう違う?
あなたは自分のどこに「自分は価値のある存在である」と感じていますか?
例えば「わからないことを調べる好奇心の強さ」や、「自分の意見を持っている」といったことは「自尊心の源泉」だったりしますよね。
「自尊心の源泉」は育った環境や家族の影響で大きく変わるし、人によって自尊感情も高かったり低かったりします。
大事なのは「自尊心の源はひとりひとり異なる」、押さえておきたいポイントですね。
相手の「自尊心」は何をすると傷つく?
「自尊心が傷つく」とは「自分のことを尊重できなくなった状態」を指しています。
例えば、こういう言葉を他人から投げかけられると自尊心は傷つくので要注意ですね。
- 「あなたの意見は求めていない」
- 「なんでその程度のことができないの?」
- 「言われたことだけ黙ってやっていれば良い」
言われて傷つくようなことを他人には言わない、ましてや協力してほしい相手には絶対に言うことではないですよね。
でも、相手の自尊心の源がどこにあるのかを考えていないと無意識に相手の自尊心を傷つけてしまうことがあります。
【人を動かす方法】立場が上の相手が持っている「自尊心」どうすると傷つく?
他人の協力を得るために知っておきたい「人を動かす方法」。
「相手の自尊心を傷つけない」ことが重要、相手の立場が上の場合は何に気をつけないといけないでしょうか?
ここで注意したいのは、実際に立場が上かどうかではなく「相手が『自分の方が(年齢やポジションなどで)立場が上』と思っている」ということです。
相手が年上であれば、年下から「年上なのにそんなことも知らないんですか?」と言われれば傷つきますよね。
相手の役職が上なら、下の役職から「○○職なのにご存知ないんですね」と言われると自尊心が傷つきます。
協力を得たい相手には、わざわざ自尊心を傷つけて敵意を持たれないようくれぐれも気をつけたいですね。
【人を動かす方法】立場が下の相手が持っている「自尊心」どうすると傷つく?
人を動かす方法として「相手の自尊心を傷つけない」ことが重要、相手の立場が下の場合はどうでしょうか?
ここで注意したいのは、実際に立場が下かどうかではなく「自分が『自分の方が(年齢や役職、力関係などで)立場が上(相手が下)』と思っている」ということです。
あなたが相手に協力を求めたいなら、立場を使って自尊心を傷つけることがないよう注意しないといけないですね。
- 「あなたの意見は求めていない」
- 「なんでその程度のことができないの?」
- 「言われたことだけ黙ってやっていれば良い」
立場を使って自尊心を傷つけてくる相手に、心から協力しようと思う人はまずいません。
【人を動かす方法】立場が対等の相手が持っている「自尊心」どうすると傷つく?
「相手の自尊心を傷つけない」ことが人を動かす方法のひとつ、対等な立場ならどうでしょうか?
対等な関係=お互いに相手を尊重していると言っても「自尊心の源はひとりひとり異なる」ので、無意識に相手の自尊心を傷つけてしまうことがあります。
以下のような言葉や態度は相手の自尊心を知らず知らずのうちに傷つけるので、特に要注意です。
- 相手が真剣に取り組んでいることについて「そんなの簡単だ」
- 相手が話していることについて「それは違う」と断言する
- 相手の話を横取りして「自分の時は〜」と自分語りする
相手の協力を得たいなら、相手は自分とは異なる存在で自尊心も持っていることを忘れずに接したいですね。
まとめ:人を動かす方法として「相手の自尊心を傷つけない」ことが大事!
まとめです。「相手の自尊心を傷つけない」ことは、人を動かす方法として大事なことです。
- 「自尊心」とは「どのような自分もかけがえのない存在として肯定的に受け止められる感覚」
- 自分と相手とでは立場も違うし、対等な関係であっても「自尊心はひとりひとり異なる」
- 「自尊心」は、「人間性を否定されたり、無価値と扱われることで傷つく」
良い人間関係を作っていくことは幸せな人生を送るために必要なこと、しっかり学んで実践していきたいですね。
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